高断熱高気密住宅とは
最近は、高気密、高断熱仕様の住宅が人気がありますね。温度も湿度も一定、快適に保たれてしかも省エネということで、エコに敏感な人たちには気になることの一つかもしれません。高断熱高気密の住宅とは、まるで魔法瓶のような住宅をつくる、そんなイメージがあります。
私たちの生活に比較的浸透してきたものとしてあげられるのは2重サッシでしょうか。
壁の内部は、断熱材が隙間なく充填されていて、冷気や暖気のエネルギーは放出しにくくなっています。室内の温度差に敏感な、ぜんそく持ちの家族がいても、高断熱、高気密にすることで、発作が起こりにくくなったり、お風呂場、浴槽でのヒートショックも軽減され、お年寄りにも過ごし易い住宅になることが期待できます。
さらには、副次的な効果として遮音性が高まるということも言われており、とても良いことばかりがあるようにも感じます。
しかし、こういった高断熱高気密の住宅は、元々は北米やカナダなど、厳しい冬の生活に耐えられるように、というのがそもそもの始まりです。やはり、日本の土地でこの高断熱高気密住宅を実現しようとするとき、良いところもあれば、そうでない面も持っています。例えば、その例にあげられるのは風通し。昔はすきま風がふきこむような家が多かったので、結露やカビの心配は少なかったのですが、このような高気密の住宅で、窓を閉め切ってエアコンに頼るようになったため、湿気が逃げにくくなったのも事実なのです。
大変人気の高い高断熱高気密住宅ですが、その性質をよく理解して取り入れることが、私たちにとってはとても重要な事なのではないでしょうか。